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COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド


10.9.3 [テストケース結果レポート]画面

1つのテストケースをテスト実行した結果を表示する画面です。

[図データ]

[テストケース結果レポート]画面に表示される情報

項目

内容

コンパイラ情報

COBOL2002の製品情報です。

ソースファイル名

テスト対象のCOBOLソースファイルの名前です。

テストケース

テストを実行したテストケースの名前です。

実行環境ファイル

テスト実行時に使用した実行環境ファイルの絶対パスが表示されます。

実行時環境変数

テスト実行時に使用した実行時環境変数が表示されます。

判定結果

テストケースの実行結果がOK,NG,未判定またはエラーで表示されます。

判定結果の設定

判定結果を手動で設定するときに使用します。

自動判定,OK,NG,未判定のどれかを判定結果に設定します。

結果の値と判定結果

[プログラム終了時]画面と[中断点]画面で「値の表示」に指定したデータ項目の値と,「期待値」に指定したデータ項目の判定結果を表示するときに確認します。

代入した値

[プログラム開始時]画面と[中断点]画面の「値設定」で代入したテストデータの値を表示するときに指定します。

出力文の実行結果

[ファイルシミュレーション]画面で,出力文に対して「値の表示」を指定したデータ項目の値と,「期待値の設定」を指定したデータ項目の判定結果です。

入力文の実行結果

[ファイルシミュレーション]画面で,入力文に対して「値の設定」によって代入されたテストデータの値です。

注※

[プロパティページ]の[テストケースごとに実行環境ファイルまたは実行時環境変数を設定する]チェックボックスがオンになっている状態でテストを実行した場合,結果に項目と内容が表示されます。チェックボックスがオフになっている状態でテストを実行した場合は,表示されません。

チェックボックスがオンになっている状態で,実行環境ファイルや実行時環境変数の指定がない場合は,項目だけが表示されます。

[実行時環境変数]に表示される環境変数は,[テスト環境の設定]画面と[プロパティページ]で指定した実行時環境変数をマージした値が,環境変数名で昇順にソートされて表示されます。

[結果の値と判定結果]に表示される内容

項目

内容

テストデータ設定個所

データ項目がテストデータとして設定された位置です。

レベル

データ項目のレベル番号です。

データ項目

データ項目の名前です。集団項目に属するデータ項目のときは,修飾付きのデータ名で表示されます。

実行結果のデータ項目の値です。16進数で表示するときは,[16進表示]のチェックボックスをオンにします。

期待値

データ項目の期待値です。16進数で表示するときは,[16進表示]のチェックボックスをオンにします。

判定結果

実行結果の値と期待値を比較した判定結果です。

[代入した値]に表示される内容

項目

内容

テストデータ設定個所

データ項目がテストデータとして設定された位置です。

レベル

データ項目のレベル番号です。

データ項目

データ項目の名前です。集団項目に属するデータ項目のときは,修飾付きのデータ名で表示されます。

テストの実行で代入したデータ項目の値です。16進数で表示するときは,[16進表示]のチェックボックスをオンにします。

[出力文の実行結果]に表示される内容

項目

内容

ファイル名

シミュレーションした出力文の対象ファイルの名前です。

オープンモード

シミュレーションした出力文の対象ファイルをオープンしたときのオープンモードです。

出力文

シミュレーションした出力文です。

出力文の場所

シミュレーションした出力文の場所の文番号です。

判定結果

実行結果の値と期待値を比較した判定結果です。

終了条件の実行の場合は,「終了条件」と表示されます。

データの組み合わせなどのエラーのときは「エラー」と表示されます。

[入力文の実行結果]に表示される内容

項目

内容

ファイル名

シミュレーションした入力文の対象ファイルの名前です。

オープンモード

シミュレーションした入力文の対象ファイルをオープンしたときのオープンモードです。

入力文

シミュレーションした入力文です。

入力文の場所

シミュレーションした入力文の場所の文番号です。

判定結果

値の代入が実行されたときは,「---」と表示されます。

終了条件が実行されたときは,「終了条件」と表示されます。

データの組み合わせなどのエラーになったときは「エラー」と表示されます。

[ファイルシミュレーションの結果]に表示される内容([出力文の実行結果]から表示した場合)

[出力文の実行結果]の任意の行を右クリックし,[結果を表示]メニューを選択すると,[ファイルシミュレーションの結果]ダイアログが表示されます。

[図データ]

項目

内容

ファイル名

シミュレーションした出力文の対象ファイルの名前です。

オープンモード

シミュレーションした出力文の対象ファイルをオープンしたときのオープンモードです。

出力文

シミュレーションした出力文です。

出力文の場所

シミュレーションした出力文の場所の文番号です。

使用した期待値

シミュレーションしたときに,何番目のテストデータと比較したか,です。

結果

データ項目単位のシミュレーションの結果です。

データ項目

データ項目の名前です。

実行結果のデータ項目の値です。

期待値

データ項目の期待値です。データの組み合わせなどのエラーになったときは空欄です。

判定結果

実行結果の値と期待値を比較した判定結果です。比較対象ではない場合は「---」と表示されます。データの組み合わせなどのエラーになったときは「エラー」と表示されます。

16進表示

チェックボックスをオンにすると,[値]が16進表示になります。

警告

シミュレーションで問題があった場合,その内容がCOBOL2002のテストデバッガのメッセージで表示されます。

組み合わせ不正など,データ項目ごとでエラーになっている場合は,[結果]一覧で,エラーになっている行を選択すると,エラーメッセージが表示されます。メッセージについては,マニュアル「COBOL2002 メッセージ」を参照してください。

前の結果

前の結果です。表示される内容は,[出力文の実行結果]の一覧での絞り込みに合わせた結果です。例えば,OKで絞り込みをしていた場合は,判定結果がOKの結果が表示されます。

[テストケース結果レポート]画面の「入力文の実行結果」で選択中の行が,このダイアログで表示した内容に変わります。

次の結果

次の結果です。表示される内容は,[入力文の実行結果]の一覧での絞り込みに合わせた結果です。例えば,OKで絞り込みをしていた場合は,判定結果がOKの結果が表示されます。

[テストケース結果レポート]画面の「出力文の実行結果」で選択中の行が,このダイアログで表示した内容に変わります。

閉じる

ダイアログを閉じます。

終了条件を実行した場合は,次のように表示されます。

[図データ]

[結果:]の一覧の任意の行を選択しているときには,任意の行を右クリックして[値と期待値を表示]メニューを選択すると,[結果の値と期待値]ダイアログで一覧では収まりきらない大きなデータ値を確認できます。

[ファイルシミュレーションの結果]に表示される内容([入力文の実行結果]から表示した場合)

[入力文の実行結果]の任意の行を右クリックし,[結果を表示]メニューを選択すると,[ファイルシミュレーションの結果]ダイアログが表示されます。

[図データ]

項目

内容

ファイル名

シミュレーションした入力文の対象ファイルの名前です。

オープンモード

シミュレーションした入力文の対象ファイルをオープンしたときのオープンモードです。

入力文

シミュレーションした入力文です。

入力文の場所

シミュレーションした入力文の場所の文番号です。

設定した値

シミュレーションしたときに,何番目のテストデータと比較したか,です。

結果

データ項目単位のシミュレーションの結果です。

データ項目

データ項目の名前です。

実行結果のデータ項目の値です。データの組み合わせなどのエラーになったときは空欄です。

判定結果

データの組み合わせなどのエラーになったときは「エラー」と表示されます。これ以外の場合は「---」と表示されます。

16進表示

チェックボックスをオンにすると,[値]が16進表示になります。

警告

シミュレーションで問題があった場合,その内容がCOBOL2002のテストデバッガのメッセージで表示されます。

組み合わせ不正など,データ項目ごとでエラーになっている場合は,[結果]一覧で,エラーになっている行を選択すると,エラーメッセージが表示されます。メッセージについては,マニュアル「COBOL2002 メッセージ」を参照してください。

前の結果

前の結果です。

[テストケース結果レポート]画面の「入力文の実行結果」で選択中の行が,このダイアログで表示した内容に変わります。

次の結果

次の結果です。

[テストケース結果レポート]画面の「入力文の実行結果」で選択中の行が,このダイアログで表示した内容に変わります。

閉じる

ダイアログを閉じます。

終了条件を実行した場合は,次のように表示されます。

[図データ]

[結果:]の一覧の任意の行を選択しているときには,任意の行を右クリックして[値と期待値を表示]メニューを選択すると,[結果の値と期待値]ダイアログで一覧では収まりきらない大きなデータ値を確認できます。