1.2.3 一括バッチを実行しデグレード有無を確認する
システム開発中は, COBOLプログラムは頻繁に修正されます。各COBOLプログラムの単体テストを定期的(例:夜間)に一括でバッチ実行すれば,修正件数が大幅に増えた場合でも,業務時間外に単体テストをまとめて実行できます。
作業の手順
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各COBOLプログラムに対してテストプロジェクトを作成します。
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batファイルなどのスクリプトファイルを用意し,作成済みのテストプロジェクトを実行するコマンドを記述します。
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手順2.のスクリプトファイルを定期的に実行します。
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実行後に結果を参照し,デグレードしていないかを確認します。
問題がなければ,デグレードの確認は完了です。
テストプロジェクトが作成済みであれば,テストの実行はコマンドラインで実行できます。このため,複数のテストプロジェクトをまとめてバッチで実行することで,個々に単体テストを実行する手間が省けます。結果の確認も標準出力に各テストプロジェクトのテスト結果のサマリ情報が出力されるため,GUIを起動しなくてもテスト結果を参照できます。