COBOL2002 メッセージ


4.3 実行時のメッセージの出力先

ここでは,実行時のメッセージ出力先について説明します。

〈この節の構成〉

(1) 実行時のメッセージの出力先(GUIモード)【PC】

GUIモードの場合は,コンソールウィンドウにメッセージが出力されます。プログラムの実行を中止するエラーの場合は,メッセージが表示されたあとで,ステータスバーに「実行時エラーが発生しました」というメッセージが表示されます。プログラムの実行を終了する場合は,システムメニューの「閉じる」を選んでください。

[図データ]

ただし,環境変数CBL_SYSERRにファイル名を指定した場合は,実行時のメッセージは指定したファイルに出力されます。

環境変数CBL_SYSERRについては,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」を参照してください。

(2) 実行時のメッセージの出力先(CUIモード)【PC】

CUIモードの場合は,コマンドプロンプトにメッセージが出力されます。プログラムの実行を中止するエラーの場合は,メッセージが表示されたあとで,プロセスを終了します。

ただし,環境変数CBL_SYSERRにファイル名を指定した場合は,実行時のメッセージは指定したファイルに出力されます。

環境変数CBL_SYSERRについては,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」を参照してください。

(3) 実行時のメッセージの出力先【UNIX】

このシステムのメッセージは,標準エラー出力(stderr)に出力されます。

ただし,環境変数CBL_SYSERRにファイル名を指定した場合は,指定したファイルに実行時メッセージが出力されます。

環境変数CBL_SYSERRについては,マニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」を参照してください。