COBOL2002 メッセージ


1.1 メッセージIDの形式(コンパイル時のメッセージ)

コンパイル時に出力されるメッセージの形式を次に示します。

コンパイル時のメッセージの場合
KCCCnnnnC-x    メッセージテキスト
擬似主/副プログラム生成時のメッセージの場合
KCCCnnnnG-x    [プログラム名/ファイル名:] メッセージテキスト

KCCC:プリフィクス

nnnn:メッセージ番号

C:コンパイル時のメッセージであることを示す。

G:擬似主/副プログラム生成時のメッセージであることを示す。

x:メッセージレベル
U:回復不能エラー

一般にコンパイルは中止されます。誤りの修正と再コンパイルが必要です。

S:重大エラー

翻訳ができる場合にコンパイルは続行されますが,オブジェクトファイルは出力されません。誤りの修正と再コンパイルが必要です。

W:警告エラー

大部分が実行可能ですが,実行に支障があるようなら,誤りの修正と再コンパイルが必要です。

I:お知らせ

コンパイラが仮定した条件などの通知です。通知内容に問題がなければ,修正および再コンパイルは不要です。

なお,コンパイル時に-ErrSupオプションを指定すると,Iレベルメッセージ,またはWレベルメッセージの出力を抑止できます。詳細は,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」のコンパイラオプションの説明を参照してください。