付録H Unicode機能
COBOL2002のUnicode機能を次に示します。
-
コンパイル時に,シフトJISで記述されたCOBOLソースから,コード系がUnicodeのオブジェクトを生成します。その際,英数字定数をUTF-8の文字コードへ変換し,日本語定数をUTF-16に変換します。
-
実行時に,用途がDISPLAYの項目の文字コードをUTF-8として扱い,用途がNATIONALの項目の文字コードをUTF-16として扱います。
-
日本語定数や用途がNATIONALの項目のバイトオーダを設定できます。
XML連携機能では,COBOL2002のUnicode機能に対応したXML対応COBOLプログラムが作成できます。