付録G.2 文字コード
- 〈この項の構成〉
(1) cblxmlコマンド
- (UNIXの場合)
-
cblxmlコマンドは環境変数LANGに指定された値に従った文字コードのXMLアクセスルーチンとXMLアクセス用データ定義のCOBOLソースを生成します。また,入力するカタログファイルは環境変数LANGに対応する文字コードで記述しなければなりません。
cblxmlコマンドが対応する環境変数LANGの値を表G-4に示します。
表G‒4 cblxmlコマンドが対応する環境変数LANGの値 OS
環境変数LANGの値
対応する文字コード
AIX
Ja_JP
シフトJIS
ja_JP
日本語EUC
Linux
ja_JP.UTF-8
-
COBOLソースの場合:シフトJIS
-
カタログファイルの場合:UTF-8
-
- (Windowsの場合)
-
cblxmlコマンドは,シフトJISの文字コードのXMLアクセスルーチンとXMLアクセス用データ定義のCOBOLソースを作成します。また,入力するカタログファイルの文字コードはシフトJISです。
(2) XMLアクセス用実行時ライブラリ
- (UNIXの場合)
-
XML連携機能を使用するプログラムは,環境変数LANGに設定した文字コードに従って動作します。そのため,CBLXML-READ-CATALOGサービスルーチンで入力するカタログファイルは環境変数LANGに従った文字コードでなければなりません。表G-5に対応する環境変数LANGの値を示します。
表G‒5 XMLアクセス用実行時ライブラリが対応する環境変数LANGの値 OS
環境変数LANGの値
対応する文字コード
AIX
Ja_JP
シフトJIS
ja_JP
日本語EUC
Linux
ja_JP.UTF-8
UTF-8
- (Windowsの場合)
-
XML連携機能を使用するプログラムは,文字コードがシフトJISとして動作します。そのため,CBLXML-READ-CATALOGサービスルーチンで入力するカタログファイルの文字コードはシフトJISでなければなりません。
ただし,Unicode機能を使用した場合,COBOLのデータ項目に入出力する文字コードはUnicodeになります。