付録E.7 入力ドキュメントとの相違点
XMLドキュメント更新機能では,出力ドキュメントは入力ドキュメントと次の点で異なります。
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文字参照,定義済み実体参照は展開されて出力されます。
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属性値中のエンティティ参照は展開された値となります。
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DTDでデフォルト値を設定した属性は追加されます。
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改行コード(CR+LF,LF)は,UNIXの場合,LFで出力されます。Windowsの場合,CR+LF(0x0D0A)で出力されます。
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XMLドキュメントを更新した場合,「<」,「>」と要素名の間の空白文字(スペース,タブ,および改行)は削除されます。また,タグの要素や属性の間の空白文字(スペース,タブおよび改行)は,一つのスペースに変換されます。
- (例)
<ABC△> <ABC▲a="xx"▲b="yy"△>
- 注
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△:削除します。
▲:一つのスペースにまとめます。