COBOL2002 XML連携機能ガイド


付録C.1 XML連携機能,XML連携機能の実行ライブラリの制限事項

〈この項の構成〉

(1) DTD,DDFの制限事項

(a) XMLの仕様

  • 名前空間(ネームスペース)は使用できません。

  • XML宣言,文書の型宣言,要素宣言,属性リスト宣言,および実体宣言以外の宣言は,使用できません。それぞれの宣言の注意事項は,「2.1.2 XML連携機能で扱えるDTDの形式」を参照してください。

  • elemName属性に指定した名称について,XML規格のチェックはしていません。

(b) COBOLの仕様

  • 再帰的な構造のXML要素を,COBOL集団項目に対応づけることはできません。

  • 次のような構成の混合内容は,DDLで対応づけられません。

    <!ELEMENT 要素A (#PCDATA | 要素B)*>
  • DTDで,グループ内に同じXML要素を記述できません。

    <!ELEMENT 要素A (要素B, 要素C, 要素B)>

(2) 製品の制限事項