9.1 入力時のオーバフローをステータスで返す機能
入力時のオーバフローをステータスで返す機能は,XMLドキュメントを入力する場合に,表9-1の条件に従って,オーバフローであればCBLXML-RD-Interface-BaseElementアクセスルーチンでステータス10を返す機能です。
この機能を使用する場合は,COBOL原始プログラムの生成時,cblxmlコマンドに-chkovflowオプションを指定します。cblxmlコマンドに-chkovflowオプションを指定しないで生成したCOBOL原始プログラムでは,XMLドキュメントの入力時にオーバフローの条件に該当した場合でもオーバフローのステータスを返しません。
type属性値 |
オーバフローの条件 |
---|---|
alphanumeric national |
size属性に指定したけた数を超えた場合。 |
numeric packed binary |
左側の0を削除した数値がsize属性に指定したけた数を超えた場合。 |
float double |
システムで定義された浮動小数点の絶対値を超えた場合※。 |
- 注※
-
システムで定義された浮動小数点の絶対値については,ご使用のシステムのマニュアルを参照してください。