COBOL2002 XML連携機能ガイド


3.2 入出力データ情報項目

入出力データ情報定義機能を使用した場合,入出力するXML要素(COBOLデータ項目)に対応する入出力データ情報項目が生成されます。

入出力データ情報項目の内容を,表 3-1に示します。

表3‒1 入出力データ情報項目の内容

入出力データ情報項目

機能

アクセス情報フラグ

入力したXMLドキュメントの要素,属性の詳細な情報を取得する。出力するXMLドキュメントの要素,属性の状態を設定する。

データ長

入力したXMLドキュメントの要素,属性のデータ長を取得する。出力するXMLドキュメントの要素,属性の出力長を設定する。

繰り返し全要素数

XMLドキュメントの要素,属性の繰り返し要素の数を取得する。

繰り返し入出力数

XMLドキュメントから入力した繰り返し要素の数を取得する。XMLドキュメントへ出力する繰り返し要素の数を設定する。

次に,入出力データ情報項目が生成されるDDLの要素を表 3-2に示します。

表3‒2 入出力データ情報項目とDDLの要素の対応づけ

入出力データ情報項目

項目が生成されるDDLの要素

アクセス情報フラグ

Group要素,Item要素,AttrItem要素

データ長

Item要素,AttrItem要素

繰り返し全要素数

Array要素

繰り返し入出力数

Array要素

次に,入出力データ情報項目中の各項目の詳細について説明します。

〈この節の構成〉