2.3　データ定義言語（DDL）の文法

ここでは，データ定義ファイル（DDF）に記載するデータ定義言語（DDL）の文法について説明します。

DDLの形式

DDLは，XMLの文法規則に従って記述します。DDLの記述例を次に示します。

（DDLの記述例）

<Interface interfaceName="EXAMPLE">
 <BaseElement elemName=" ・・・
    ：
 </BaseElement>
</Interface>

DDLで使用する要素

DDLで使用する要素を，表2-1に示します。

表2‒1　DDLで使用する要素

要素名	機能
Interface	COBOLプログラムとXMLとを対応づけるインタフェースを宣言する。
BaseElement	アクセス対象とするXML要素を指定する。
Group	XML要素をCOBOL集団項目に対応づける。
Item	XML要素をCOBOLデータ項目に対応づける。
Array	XMLの繰り返し要素を，OCCURS句付きのCOBOLデータ項目に対応づける。
AttrItem	XML要素の属性をCOBOLデータ項目に対応づける。

〈この節の構成〉

• 2.3.1　Interface要素（インタフェースの定義）

• 2.3.2　BaseElement要素（アクセスする要素の定義）

• 2.3.3　Group要素（集団項目の定義）

• 2.3.4　Item要素（要素の対応づけの定義）

• 2.3.5　Array要素（繰り返し要素の定義）

• 2.3.6　AttrItem要素