付録E.4 メッセージ一覧
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J2CByyy0001
COBOLで作成したプログラムでエラーが発生しました。
プログラム名称=*** 1 ***[,シグナル種別=*** 2 ***]
- 要因
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COBOLで作成したプログラムでエラーが発生した。考えられる要因は次のどちらかである。
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COBOLプログラム実行中に異常終了した。
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COBOLプログラム実行中にSTOP RUNが実行された。
*** 1 ***:プログラム名称
- (Windows(x86)の場合)
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プログラム名称は, _プログラム名@n の形式です(stdcall呼び出し規約に準拠した名称です)。
n:次の計算式で求められる値を指定します。
n=引数の数 × 4
例:プログラム名がSUB1で,2個の引数がある場合のプログラム名称は「_SUB1@8」となります。
- (Windows(x64),UNIXの場合)
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プログラム名称は,プログラム名そのままです。
- *** 2 ***:シグナル種別
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4 : SIGILL
6 : SIGIOT(AIXの場合だけ)
7 : SIGEMT(AIXの場合),SIGBUS(Linuxの場合)
8 : SIGFPE
10: SIGBUS(AIXの場合※)
11: SIGSEGV
注※ Linuxの場合,シグナル種別番号10はありません。
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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異常終了時要約情報リストが出力されていれば,このリストを基に,COBOLで作成したプログラムのエラー原因を修正して再実行する。異常終了時要約情報リスト※1が未出力であれば,「実行時デバッグ機能オプション※2またはテストデバッグ機能オプション※3指定でコンパイルして作成したプログラム」で,環境変数CBLABNLSTを指定して実行する。出力された異常終了時要約情報リストを基に,調査・修正する。
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STOP RUN文を探し,EXIT PROGRAMに変更する。
注※1 異常終了時要約情報リストは,COBOLで作成したプログラムが異常終了した際に出力されるリストで,「実行時デバッグ機能オプション※2またはテストデバッグ機能オプション※3指定でコンパイルして作成したプログラム」で「環境変数CBLABNLSTが設定されている」場合に出力されます。
- 注※2 実行時デバッグ機能オプション
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-DebugInf
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-DebugInf,Trace
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-DebugCompati
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-DebugData
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-DebugRange
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- 注※3 テストデバッグ機能オプション
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-TDInf
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-CVInf
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J2CByyy0002
予期しないエラーが発生しました。[コード値=*** 9 ***]
- 要因
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予期しないエラーが発生した。
*** 9 ***:「例外の種類を識別する」値
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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エラー発生場所(メソッド)コードと「例外の種類を識別する」値を控えて,保守員に連絡する。
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J2CByyy0003
指定されたライブラリがロードできませんでした。ライブラリ名称=*** 2 ***,エラー番号=*** 3 ***
- 要因
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「COBOLで作成したライブラリ」がロードできない。考えられる要因は次のどれかである。
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「COBOLで作成したライブラリ」のロード時に下記[2]以外のエラーが発生した。
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COBOLアクセス用Bean生成時に指定した「ライブラリ名」が誤っている。
*** 2 ***:ロードしようとした「COBOLで作成したライブラリ」名称。
*** 3 ***:エラー番号(詳細は下記参照)
- (Windowsの場合)
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Microsoft C++(JNI部分)の関数(LoadLibrary)で発生したエラーの詳細情報を表します。エラー番号の形式は,次のようになります。
エラー番号=Windows APIが返すエラーコード
主なエラーコードとエラーの内容を次に示します。
表E‒4 実行時の主なエラーコードとエラーの内容 エラーコード
エラーの内容
126
指定されたライブラリが見つからない。
193
有効なWindowsアプリケーションではない。
- (UNIXの場合)
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C++(JNI部分)の関数で発生したエラーの詳細情報を表します。エラー番号の形式は,次のようになります。
error = errno
errnoについては,man機能のerrno(2)で参照できます。
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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表示された「COBOLで作成したライブラリ」が存在し,実行可能であることを確認後,再実行する。
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「ライブラリ名」を正しく設定してCOBOLアクセス用Beanを再作成し,再実行する。
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J2CByyy0004
指定されたライブラリ内のプログラム名称が見つかりませんでした。プログラム名称=*** 1 ***
- 要因
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「COBOLで作成したライブラリ」中に,COBOLアクセス用Bean生成時に指定した「呼び出すCOBOLプログラム名」が見つからない。「ライブラリ名」と「呼び出すCOBOLプログラム名」のどちらかが誤っていることが考えられる。
*** 1 ***:プログラム名称(上記J2CByyy0001を参照してください)
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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「ライブラリ名」と「呼び出すCOBOLプログラム名」を正しく設定してCOBOLアクセス用Beanを再作成し,再実行する。
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J2CByyy0005
COBOLの実行時ライブラリまたは関数が見つかりませんでした。
- 要因
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COBOL2002がインストールされていないか,環境設定が正しく行われていない。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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COBOL2002をインストールし,環境設定を見直して,再実行する。
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J2CByyy0008
引数のデータ領域が確保できませんでした。
- 要因
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「COBOLで作成したプログラム」と受け渡す引数データ領域を作成しようとしたが,作成できなかった。要因として,メモリ不足が考えられる。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy0009
データ変換時に必要な作業領域が確保できませんでした。
- 要因
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setter/getterで行うデータ変換中にメモリ不足が発生した。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy0010
領域が確保できませんでした。領域種別=*** 1 ***
- 要因
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領域種別*** 1 ***に示す領域を作成しようとしたが,作成できなかった。要因として,メモリ不足が考えられる。
- *** 1 ***:領域種別
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シグナル連鎖機能
COBOL環境変数
COBOLサービスルーチン
COBOLプログラム名称
COBOLライブラリ名称
COBOLアクセス実行環境変数
スレッド初期設定処理
環境設定ファイル
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy0011
ライブラリの指定が絶対パスでありません。
- 要因
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COBOLアクセス用Bean生成時に指定したライブラリ名が絶対パス指定になっていない。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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COBOLアクセス用Bean生成時に指定するライブラリ名を絶対パス指定に変更して再生成後,再実行する。または,dynamicpathオプションでyesを指定し,再実行する。
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J2CByyy0013
既にCOBOLプログラムからJavaプログラムを呼び出しているため,そのJavaプログラムからCOBOLプログラムを呼び出せません。
- 要因
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Javaプログラム呼び出し機能が実行中である。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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COBOLプログラムを別プロセスで呼び出すなどで対処する。
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J2CByyy1001
java/lang/Stringクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy1011
java/math/BigDecimalクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy1021
java/lang/Integerクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy1031
java/lang/Shortクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy1041
java/lang/Longクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy1051
java/lang/Floatクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy1061
java/lang/Doubleクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy10A1
jp/co/hitachi_sk/j2cb/J2CBExceptionクラス,コンストラクタまたはメソッドが見つかりません。
- 要因
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利用可能なメモリが不足している。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy1101
符号なし数字項目に格納するデータに,符号が設定されています。
- 要因
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符号なし数字項目に対して,符号付きの数値を設定しようとした。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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符号なし数字項目に設定しているデータに符号が付いたデータが設定されていないかを見直して,再実行する。
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J2CByyy1102
予期しない型情報です。*** 4 ***
- 要因
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目属性を,COBOLアクセス用Beanで指定した。考えられる要因は次のどちらかである。
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目を記述したCOBOLプログラムから生成したCOBOLアクセス用Beanを実行した。
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生成したCOBOLアクセス用Beanを変更した。
*** 4 ***:エラーとなった型情報文字列
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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Cosminexus連携機能でサポートされていないデータ項目を取り除いてCOBOLアクセス用Beanを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能を,データ項目がサポートされたバージョンにバージョンアップして,再実行する。
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy1103
型情報からデータ長を特定できませんでした。*** 4 ***
- 要因
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目属性を,COBOLアクセス用Beanで指定した。考えられる要因は次のどちらかである。
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目を記述したCOBOLプログラムから生成したCOBOLアクセス用Beanを実行した。
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生成したCOBOLアクセス用Beanを変更した。
*** 4 ***:エラーとなった型情報文字列
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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Cosminexus連携機能でサポートされていないデータ項目を取り除いてCOBOLアクセス用Beanを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能を,データ項目がサポートされたバージョンにバージョンアップして,再実行する。
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy1104
型情報から全桁数を特定できませんでした。*** 4 ***
- 要因
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目属性を,COBOLアクセス用Beanで指定した。考えられる要因は次のどちらかである。
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目を記述したCOBOLプログラムから生成したCOBOLアクセス用Beanを実行した。
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生成したCOBOLアクセス用Beanを変更した。
*** 4 ***:エラーとなった型情報文字列
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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Cosminexus連携機能でサポートされていないデータ項目を取り除いてCOBOLアクセス用Beanを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能を,データ項目がサポートされたバージョンにバージョンアップして,再実行する。
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy1105
型情報から小数桁数を特定できませんでした。*** 4 ***
- 要因
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目属性を,COBOLアクセス用Beanで指定した。考えられる要因は次のどちらかである。
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目を記述したCOBOLプログラムから生成したCOBOLアクセス用Beanを実行した。
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生成したCOBOLアクセス用Beanを変更した。
*** 4 ***:エラーとなった型情報文字列
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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Cosminexus連携機能でサポートされていないデータ項目を取り除いてCOBOLアクセス用Beanを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能を,データ項目がサポートされたバージョンにバージョンアップして,再実行する。
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy1106
型情報の小数桁数が全桁数を超えています。*** 4 ***
- 要因
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目属性を,COBOLアクセス用Beanで指定した。考えられる要因は次のどちらかである。
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目を記述したCOBOLプログラムから生成したCOBOLアクセス用Beanを実行した。
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生成したCOBOLアクセス用Beanを変更した。
*** 4 ***:エラーとなった型情報文字列
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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Cosminexus連携機能でサポートされていないデータ項目を取り除いてCOBOLアクセス用Beanを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能を,データ項目がサポートされたバージョンにバージョンアップして,再実行する。
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy2001
アクセス文字列から項目を特定できませんでした。
アクセス文字列:*** 5 ***
- 要因
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COBOLアクセス用Beanの初期処理で指定するデータ名称と異なるデータ名称を,setter/getterで指定した。
考えられる要因は次のどちらかである。
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指定した添字の値が範囲外である。
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生成したCOBOLアクセス用Beanを変更した。
*** 5 ***:アクセス文字列
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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添字の値を正しい値に変更し,再実行する。
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能で生成したCOBOLアクセス用BeanでJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy2002
レベル番号,型または識別文字列が不正です。
level:*** 6 *** name:*** 7 *** type:*** 4 ***
- 要因
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目属性を,COBOLアクセス用Beanで指定した。考えられる要因は次のどちらかである。
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目を記述したCOBOLプログラムから生成したCOBOLアクセス用Beanを実行した。
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生成したCOBOLアクセス用Beanを変更した。
*** 4 ***:型情報文字列
*** 6 ***:レベル番号文字列
*** 7 ***:識別文字列
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- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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Cosminexus連携機能でサポートされていないデータ項目を取り除いてCOBOLアクセス用Beanを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能を,データ項目がサポートされたバージョンにバージョンアップして,再実行する。
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy2003
識別子の配列情報が不正です。識別子:*** 7 ***
- 要因
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Cosminexus連携機能でサポートしていないデータ項目属性を,COBOLアクセス用Beanで指定した。生成したCOBOLアクセス用Beanを変更したことが考えられる。
*** 7 ***:識別文字列
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能で生成したCOBOLアクセス用BeanでJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy2004
入力の引数が設定されていません。
- 要因
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予期しないエラーが発生した。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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エラー発生場所(メソッド)コードを控え,保守員に連絡する。
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J2CByyy2005
入力のアドレスが設定されていません。
- 要因
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予期しないエラーが発生した。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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エラー発生場所(メソッド)コードを控え,保守員に連絡する。
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J2CByyy2006
入力の型情報が設定されていません。
- 要因
-
予期しないエラーが発生した。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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エラー発生場所(メソッド)コードを控え,保守員に連絡する。
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J2CByyy2007
型情報にNULLが設定されています。
- 要因
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内部情報作成時に使用するデータ型情報が不当である。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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COBOLアクセス用Beanを書き換えている場合は元に戻してJavaアプリケーションを作成し,再実行する。Cosminexus連携機能で生成したCOBOLアクセス用Beanでもこのエラーとなる場合は,COBOLアクセス用Beanを控えて,保守員に連絡する。
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J2CByyy2008
不正なインデックス情報を得ました。index=*** 8 ***
- 要因
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内部情報の作成,参照時に使用するインデックス値が不当である。生成したCOBOLアクセス用Beanを変更したことが考えられる。
*** 8 ***:インデックス値
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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COBOLアクセス用Beanを書き換えている場合は元に戻してJavaアプリケーションを作成し,再実行する。Cosminexus連携機能で生成したCOBOLアクセス用Beanでもこのエラーとなる場合は,COBOLアクセス用Beanを控えて,保守員に連絡する。
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J2CByyy2009
アクセス文字列にNULLが設定されています。
- 要因
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COBOLアクセス用Beanの初期処理で指定するデータ名称と異なるデータ名称を,getterで指定した。生成したCOBOLアクセス用Beanを変更したことが考えられる。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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COBOLアクセス用Beanに加えた変更を戻してJavaプログラムを作成し,再実行する。または,Cosminexus連携機能で生成したCOBOLアクセス用BeanでJavaプログラムを作成し,再実行する。Cosminexus連携機能で生成したCOBOLアクセス用Beanでもこのエラーとなる場合は,COBOLアクセス用Beanを控えて,保守員に連絡する。
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J2CByyy2011
サーバからJavaオブジェクトに変換できない数値データを得ました。
*** 9 ***
- 要因
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「COBOLで作成したプログラム」で設定された数値データ値が不当である。
*** 9 ***:エラーとなった数値データ
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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「COBOLで作成したプログラム」で数値データを設定する個所を調査・修正して,再実行する。
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J2CByyy2012
サーバからJavaオブジェクトに変換できない文字データを得ました。
- 要因
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「COBOLで作成したプログラム」で設定された文字列データ値が不当である。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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「COBOLで作成したプログラム」で文字列データを設定する個所を調査・修正して,再実行する。
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J2CByyy2013
引数の数が4096個を超えています。
引数の数が1024個を超えています。
Windows(x64),AIX(64)の場合は「引数の数が1024個を超えています。」,Linuxの場合は「引数の数が4096個を超えています。」が出力されます。
- 要因
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引数の個数が,指定可能な個数(4,096個または1,024個)を超えている。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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引数の個数を,指定可能な個数(4,096個または1,024個)以下にする。
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J2CByyy2014
setterで設定したデータの属性が,データ項目に対応するデータ属性と異なっています。
- 要因
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setXxxの引数に指定したオブジェクトが,設定しようとするデータ項目に対応するデータ属性ではない。
例:
小数桁のない2進データ項目のsetterの引数にStringを指定した
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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setterの引数を,データ項目に対応するデータ属性に合わせたJavaプログラムを作成し,再実行する。
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J2CByyy4001
文字列をネイティブ文字列に変換できません。*** 9 ***
- 要因
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「COBOLで作成したプログラム」に渡す引数情報作成時に,不当な文字データ(数字を設定する必要がある個所が数字でない)があるか,ライブラリ名称,プログラム名称に変換できない不当な文字データがある。もしくは,「COBOLで作成したプログラム」で設定された引数に,変換できない文字データがある。
*** 9 ***:補足情報で,次の形式である。
(name) name=ライブラリ名称またはプログラム名称
(type) type=変換時のデータ項目属性
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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Javaプログラムで設定している数字データおよびライブラリ名称,プログラム名称を見直して,再実行する。または,「COBOLで作成したプログラム」で設定しているデータを見直して,再実行する。
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J2CByyy4003
Java配列が生成できませんでした。
- 要因
-
「COBOLで作成したプログラム」で設定された引数データを参照するために,Java配列を作成しようとしたが,作成できなかった。要因として,メモリ不足が考えられる。
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
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J2CByyy4010
Java提供する関数で例外が発生しました。メモリ不足が考えられます。*** 1 ***
- 要因
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Javaが提供する関数で例外が発生した。メモリ不足が考えられる。
*** 1 ***:発生場所を示す内部情報
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
-
J2CByyy4100
不正なエンコードが指定されています。
- 要因
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encodeで不当な指定をした。
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
正しいencode指定をして,再実行する。
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J2CByyy4101
IOエラーが発生しました。
- 要因
-
ワークストリームアクセス時にエラーとなった。
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
エラー発生場所(メソッド)コードを控えて,保守員に連絡する。
-
J2CByyy5001
引数情報出力処理中にメモリ不足が発生しました。
- 要因
-
使用可能なメモリが不足している。
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
十分な空きメモリ領域を確保して,再実行する。
-
J2CByyy5002
引数情報出力ファイル作成時にエラーが発生しました。*** 1 ***
*** 1 ***:例外情報
- 要因
-
引数情報出力ファイル作成時にエラーが発生した。読み込み権限がないことが考えられる。
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
例外情報を基に,ファイルの書き込み権限などを見直して再実行する。
-
J2CByyy5003
引数情報出力処理中にI/Oエラーが発生しました。*** 1 ***
*** 1 ***:例外情報
- 要因
-
引数情報出力処理中に例外が発生した。
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
例外情報を基にエラー原因を修正して再実行する。
-
J2CByyy5004
引数情報出力処理中にエラーが発生しました。*** 1 ***
*** 1 ***:例外情報
- 要因
-
引数情報出力処理中に例外が発生した。
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
例外情報を基にエラー原因を修正して再実行する。
-
J2CByyy9999
予期しないエラーが発生しました。*** 9 ***
- 要因
-
予期しないエラーが発生した。
*** 9 ***:「例外の種類を識別する」値
- (S)
-
プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
-
エラー発生場所(メソッド)コードと「例外の種類を識別する」値を控えて,保守員に連絡する。
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J2CByyynnnn(上記一覧にない番号)
メッセージ取得中にエラーが発生しました。
- 要因
-
メッセージ取得中にエラーが発生した。「Cosminexus連携機能の実行時ライブラリ」と「TP1/COBOL 拡張 Server Run Time System for Cosminexus Version 2」が一つのコンピュータにインストールされているが,バージョンが異なっている。
- (S)
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プログラムの実行を中止し,例外を発生させる。
- (P)
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上記2製品で提供しているjarファイル(j2cbrun.jarとj2tp1run.jar)の指定を,バージョンが新しいものから指定する。または,上記2製品のバージョンを合わせる。