19.2.4 データ部(リレーショナルデータベース(XDM/RD)操作シミュレーション機能)
- 〈この項の構成〉
(1) SQL連絡領域
- 形式
-
または
-
SQL文のリターンコードと関連情報をSQL連絡領域に設定する。ただし,このシステムではSQL連絡領域に何も設定しない。
-
SQL連絡領域を使用するとき,ほかの場所でSQLCODEを定義してはならない。SQL連絡領域にSQLCODEが含まれている。
-
SQLCAは,翻訳単位に1個だけ指定する。
-
SQLCAのレベル番号は1でなければならない。
-
SQLCAは,GLOBAL句の有無に関係なく,大域属性を持つ。
-
SQLCAは,最外プログラムまたは利用者定義関数で宣言しなければならない。
-
INCLUDEの後はSQLCAでなければならない。
-
このシステムではSQL連絡領域のエラーチェックはしない。
-
(2) SQLCODE変数
-
SQL文のリターンコードを設定する。ただし,このシステムではSQLCODE変数に何も設定しない。
-
SQLCODE変数は,埋め込みSQL宣言節の中で宣言しなければならない。
-
SQLCODE変数のレベル番号は,1か77でなければならない。
-
SQLCODE変数の属性は,S9(9) COMPでなければならない。
-
SQLCODE変数は,翻訳単位に1個だけ指定する。
-
SQLCODE変数は,最外プログラムまたは利用者定義関数で宣言しなければならない。
-
SQLCODE変数は,GLOBAL句の有無に関係なく,大域属性を持つ。
-
このシステムではSQLCODE変数のエラーチェックはしない。