3.1.1 ファイル記述項(ファイル共用機能)
- 形式
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書き方1 順ファイル
書き方2 索引ファイル
書き方3 相対ファイル
(備考)
このシステムでは,RELATIVE KEY句をACCESS MODE句から独立した一個の句として記述してもよい。
書き方4 テキストファイル
- 機能
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LOCK MODE指定は,ファイルに対して使われる施錠方法を指示する。
Windows COBOL2002では,テキストファイルでのファイル共用に関する指定は覚え書きとする。UNIX COBOL2002では,ファイル全体の施錠は有効であるが,レコード施錠に関する指定は覚え書きとする。
なお,詳細については,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」のファイル共用の説明を参照のこと。
- 一般規則
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LOCK MODE指定を省略すると,ファイルがINPUTモードで開かれていないかぎり排他となる。INPUTモードでは,OPEN文が成功すると,ファイルは共用となる。
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LOCK MODE指定がEXCLUSIVEのとき,OPEN文が成功するとファイルは排他となる。
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LOCK MODE指定がAUTOMATICまたはMANUALのとき,OPEN文が成功するとファイルは共用となる。
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WITH LOCK ON RECORDは覚え書きである。
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LOCK MODE指定がAUTOMATICのとき,READ文の実行が成功するとレコード施錠が要求され,その直後の入出力文が成功するとレコード施錠を解放する。ただし,START文についてはレコード施錠を解放しない。
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LOCK MODE指定がMANUALのとき,WITH LOCK指定のあるREAD文によってレコード施錠される。
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LOCK MODE指定がEXCLUSIVEで開かれたファイルは,ほかの実行単位から開くことはできない。LOCK MODE指定がEXCLUSIVEのINPUTモードで開かれたファイルに対し,ほかの実行単位がINPUTモードであっても開くことはできない。
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共用モードで開かれたファイルは,排他モードを要求しない複数の実行単位から共用できる。
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整列併合用ファイルに対してLOCK MODE指定はできない。
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