25.3.1 ファイル記述項
- 【標準仕様との関連】
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「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「9.3.4 ファイル記述項(file description entry)」
(1) LABEL RECORD句のデータ名指定
- 形式
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このシステムではLABEL RECORD データ名指定を覚え書きとみなす。
- 【標準仕様との関連】
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「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「9.16.38 LABEL RECORDS句」
「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「10.8.30 OPEN文」
(2) RECORDING MODE句
- 形式
- 機能
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RECORDING MODE句は,ファイル中のレコードの形式を明示的に指定する。
一般規則
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Fを書くと,固定長レコード形式を指定したことになる。
次の規則が適用される。
(a)ファイルのレコード記述中にDEPENDING指定のあるOCCURS句で記述した項目があってはならない。
(b)このファイル記述項の後に,複数個のレコード記述があるときには,各レコード記述から決まるレコードのサイズはすべて同じでなければならない。
(c)このファイルのRECORD句にVARYING指定があってはならない。
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Vを書くと,可変長レコード形式を指定したことになる。
(a)形式Vでは,一つのレコードが完全に一つのブロックに含まれていれば,レコード記述がどのように組み合わされていてもよい。
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Uを書くと,不定長レコード形式を指定したことになる。このシステムでは,Vと同じに扱う。
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Sを書くと,スパンドレコード形式を指定したことになる。このシステムでは,Vと同じに扱う。
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RECORDING MODE句を省略した場合にレコード形式を決定する規則は,次による。
・次のどれかが成り立つならば,形式Vが仮定される。
・RECORD IS VARYING句が指定されている。
・DEPENDING指定のあるOCCURS句を含むレコード記述がある。
・サイズの異なるレコードが記述されている。
・前項の三つの項目に該当しないならば,形式Fが仮定される。