25.2.3 入出力管理記述項
- 〈この項の構成〉
(1) APPLY WRITE-ONLY句
- 形式
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APPLY WRITE-ONLY句は,出力ファイルの書き出しの効率を高めるために指定する。ただし,このシステムでは覚え書きとみなす。
構文規則
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複数個のAPPLY WRITE-ONLY句を指定してもよい。ただし,同じファイル名がAPPLY WRITE-ONLY句に複数回現れてはならない。
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ファイル名は整列併合用ファイルの名前であってはならない。
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ファイル名はブロッキングしてある可変長レコードから成る順ファイルでなければならない。
(2) APPLY FORMS-NAME句
- 形式
- 機能
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GDIモードおよびESC/Pモード印刷機能を使用するとき,APPLY FORMS-NAME句に,スプールに登録する印刷文書名称を設定する。
構文規則
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データ名1は英字,英数字,固定長集団,日本語項目でなければならない。
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データ名1の領域に,スプールに登録する印刷文書名称を設定する。
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ファイル名1は順ファイルまたはテキストファイルでなければならない。
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ファイル名1にはEXTERNAL句を指定したファイルを指定できない。
(3) APPLY FILE-SHARE句
- 形式
- 機能
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二つ以上のプログラムが同じファイルを共用することを指定する。この機能はMIOS7互換機能である。
構文規則
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ファイル名1,ファイル名2などは,同じファイル名であってはならない。また,同じファイル名を二つ以上のAPPLY句に書いてはならない。
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LOCK MODE句でMANUAL,またはEXCLUSIVEを指定したファイルをAPPLY FILE-SHARE句で指定してはならない。
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整列用ファイルにAPPLY FILE-SHARE句は指定できない。
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-IgnoreAPPLY,FILESHAREオプション指定時,覚え書きとみなす。
- 一般規則
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APPLY FILE-SHARE句を指定すると,ファイル名1に対して,LOCK MODE IS AUTOMATIC [WITH LOCK ON RECORD]を指定したものと仮定する。
- 注意事項
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APPLY FILE-SHARE句は,MIOS7 COBOL85との互換のための日立拡張仕様である。
UNIX COBOL2002では,APPLY FILE-SHARE句は使用できない。ただし,-IgnoreAPPLY,FILESHAREオプション指定時に覚え書きとみなす。