25.1.1 かたかな
- 〈この項の構成〉
(1) 文字集合中のかたかな
このシステムは,COBOL規格のCOBOL文字集合に加えて,次に示す半角かたかなを語に使用できる。
ア,イ,ウ,エ,オ,…,ヤ,ユ,ヨ,…,ワ,ン,゛(濁点),゜(半濁点),ー(長音記号)
長音記号(ー)は,かたかなで長音を表すときに用いる。
濁点や半濁点はそれぞれ1字として文字列のサイズに数える。濁点や半濁点は,かたかなと組み合わせて用いるのが普通であるが,このシステムでは独立の文字として扱う。
かたかなを用いた,正しい語と誤っている語の例を次に示す。
- (例1)正しい語の例
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キイ
ケ゛ツホ゜ウ
゛ー゜
- (例2)誤っている語の例
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マスター△ファイル(間に空白があってはならない)
(2) かたかなを使用した利用者定義語
利用者は,次に示す利用者定義語にかたかなを使用できる。
これらの名前には,少なくとも1個の英字またはかたかなが含まれていなければならない。ただし,かたかなが含まれていれば英字は含まれていなくてよい。
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符号系名(alphabet-name)
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データ名(data-name)
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レコード名(record-name)
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条件名(condition-name)
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ファイル名(file-name)
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指標名(index-name)
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記号文字(symbolic-character)
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字類名(class-name)
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呼び名(mnemonic-name)
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段落名(paragraph-name)
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節名(section-name)
次に示す利用者定義語にはかたかなが含まれてはならない。
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プログラム名
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原文名
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登録集名