24.7.6 送り出し側作用対象が2進項目で,受け取り側作用対象が外部10進項目/内部10進項目の場合の規則(-TruncCheck,Binaryオプション指定時のチェック項目)
-TruncCheck,Binaryオプションは,UNIX COBOL2002で有効なオプションである。
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整数けた数の比較で,送り出し側作用対象のけた数が大きいときは,お知らせメッセージを出力する(-TruncCheckと同じチェック)。
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整数けた数の比較で,送り出し側作用対象のけた数が大きくなく,次に示す2進項目に格納可能な最大けた数が,受け取り側作用対象の整数けた数より大きいときは,お知らせメッセージを出力する(-TruncCheck,Binary固有のチェック)。
PICTURE句のけた数※1
2進項目に格納できる最大けた数※2
1〜2けた
5けた(-Bin1Byteオプション指定時は3けた)
3〜4けた
5けた
5〜9けた
10けた
10〜18けた
19けた
- 注※1
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整数部と小数部のけた数の合計値。
- 注※2
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小数部があるときは,小数部のけた数を除いたけた数。
(例)
01 A PIC 9(4)V9(2) COMP.
上記の場合,整数部と小数部のPICTURE句のけた数の合計値は6けたになる。2進項目では,PICTURE句のけた数6けたで格納できる最大けた数は10けたになるが,これから小数部のけた数2を除いた8けたを使用する。