24.3.4 行送り制御文字領域削除(-IgnoreLCC)
WRITE〜ADVANCING文で書き出すレコードの先頭1バイトを出力しないことを指定する。あらかじめ,レコード記述項で行送り制御文字用の1バイト分の領域を確保しておいたプログラムをコンパイルするときに指定する。ただし,次のどれかが当てはまる場合,-IgnoreLCCオプションの指定があってもレコードの先頭から出力する。
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順ファイル以外のファイルの場合
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順ファイルのWRITE文に行送りの指定(ADVANCING,POSITIONING)がない場合
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順ファイルのファイル記述項にLINAGE指定がある場合
- 【標準仕様との関連】
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「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「10.8.55 WRITE文」