9.8.6 OPEN文(データベースアクセス機能)
- 形式
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- 書き方1 静的
OPEN カーソル名
- 書き方2 動的
OPEN カーソル名 [ USING 相手指定 [ , 相手指定 ] … ]
- 機能
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OPEN文は,カーソルを開く。
- 構文規則
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カーソル名は,同一プログラム,利用者定義関数,メソッド中のDECLARE CURSOR文で宣言されていなければならない。
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書き方2のカーソル名は,同一プログラム,利用者定義関数,メソッド中に DECLARE CURSOR文の書き方2でカーソルが宣言されていなければならない。
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- 一般規則
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カーソルは,閉じられていなければならない。
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書き方2は,動的SQLをカーソルで実行する場合に使用する。
(a)動的SQLは,準備しておかなければならない。
(b)動的SQLは,DELETE,INSERTおよびUPDATE文であってはならない。
(c)USINGの相手指定の数および順序は,パラメタマーカの並びに対応し,各相手指定のデータは,各パラメタマーカに対応する列,または式のデータ型に有効な値のデータでなければならない。なお,パラメタマーカに対応する列,または式のデータ型が固定長形式の型の場合,データの長さを合わせる必要がある。
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カーソルが開かれた場合,カーソルは,先頭行の前に位置づけられる。
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