9.3.1 概念(データベースアクセス機能)
- 〈この項の構成〉
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(1) データベース
データベース(database)は,DBMSにあるすべてのデータの集まりとする。また,DBMSによっては,ストアドプロシージャと呼ぶ一連の手続きをDBMS上に存在させることができる。
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(2) 表
表(table)は,行(row)と列(column)で表されるデータの集まりとする。
また,表には次のような形態がある。
表9‒2 表の形態
形態
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説明
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実表(base table)
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表定義によって定義される名前付きの表
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導出表(derived table)
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問い合わせ指定の評価によって,一つ以上の表から直接または間接に導出される表
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ビュー表(viewed table)
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ビュー定義によって定義される名前付きの導出表
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グループ表(grouped table)
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GROUP BY句の評価中に導出されるグループの集合
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グループビュー(grouped view)
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グループ表から導出されるビュー表
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(3) 結果
結果(result)は,問い合わせ式,問い合わせ指定および SELECT文によって導出される表のデータとする。
導出される表のデータは,空であってもよい。
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(4) ナル値
ナル値(null value)は,データが存在しない未定の値のこととする。
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