5.4.3 PICTURE句(ブール形式データを扱う機能)
PICTURE文字列では,標準仕様に加えてブール項目も指定できる。
- 〈この項の構成〉
(1) ブール項目の指定方法
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PICTURE文字列は,文字「1」およびその反復回数を表す数字を括弧で囲んだものだけから成る。
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項目の内容は,ブール文字0と1の組み合わせでなければならない。
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PICTURE文字列中の「1」は,1個のブール文字を含む1個のブール位置を示し,項目のサイズに数える。
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PICTURE文字「1」の前に書けるものは,「1」だけである。
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ブール項目では,挿入編集もゼロ抑制編集もできない。
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項目のサイズは,2,034以下でなければならない。PICTURE文字列の指定と項目の表す値の例を次に示す。
- 【標準仕様との関連】
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「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「9.16.54 PICTURE句」