1.6.6 VALUE句(日本語機能)
- 形式
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書き方1 データ項目の初期値を指定する場合
書き方2 条件名で表す値を指定する場合
- 機能
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データ項目の初期値,または条件名で表す値を指定する。
- 構文規則
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VALUE句を用いて,日本語集団項目,日本語項目,または日本語編集項目に,初期値および条件名で表す値を指定できる。この場合,定数は日本語文字定数または表意定数のSPACE(S)でなければならない。
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日本語項目または日本語編集項目のVALUE句に指定された日本語文字定数は,明示的なPICTURE句で示される大きさを超えてはならない。日本語集団項目のVALUE句に指定された日本語文字定数は,その集団項目の大きさを超えてはならない。
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集団レベルにVALUE句を指定する場合,その集団内の従属項目の記述にJUSTIFIED句やSYNCHRONIZED句があってはならない。
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- 一般規則
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項目の項類が日本語,または日本語編集の場合,VALUE句の定数はすべて日本語文字定数でなければならない。
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VALUE句に指定された定数は,「1.2.5 標準けた寄せ規則(日本語機能)」に従って関連データ項目に収納される。ただし,初期化はJUSTIFIED句の影響を受けないし,編集も行われない。
PICTURE文字列の「B」に対応する文字位置を日本語文字集合の空白にする場合は,利用者の責任でそのような定義を書かなければならない
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- 使用例
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PICTURE句の指定
VALUEの指定
設定する初期値
N(4)
N'報告書'
報告書△
NNBNN
N'株式会社'
株式会社△
(株式△会社とはならない)
- 【標準仕様との関連】
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「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「9.16.88 VALUE句」