COBOL2002 言語 拡張仕様編


19.2.7 特殊レジスタ(リレーショナルデータベース(XDM/RD)操作シミュレーション機能)

データベースアクセス機能を使用するとき,次の特殊レジスタを生成する。

  1. RDB-STATUSはSQL文の実行後のステータスコードをX(5)の属性で返す。初期値は5バイトの空白である。

  2. RDB-COUNTはSQL文の実行によって操作された行数をS9(9) COMPの属性で返す。初期値はゼロである。

  3. RDB-RDNODEは分散アクセス時のRDノード名称をX(30)の属性で返す。初期値は30バイトの空白である。

  4. RDB-STATUS,RDB-COUNT,RDB-RDNODEはそれぞれプログラム,利用者定義関数,ファクトリ,インスタンス単位に一つずつ生成され,これらは大域属性を持つ静的データである。

  5. このシステムでは値の設定はしない。