COBOL2002 言語 拡張仕様編


19.2.4 データ部(リレーショナルデータベース(XDM/RD)操作シミュレーション機能)

形式

[図データ]

ただし,このシステムではEXEC SQL〜END-EXECまでをコメント扱いとする。

〈この項の構成〉

(1) SQL連絡領域

形式

[図データ]

または

[図データ]

  1. SQL文のリターンコードと関連情報をSQL連絡領域に設定する。ただし,このシステムではSQL連絡領域に何も設定しない。

  2. SQL連絡領域を使用するとき,ほかの場所でSQLCODEを定義してはならない。SQL連絡領域にSQLCODEが含まれている。

  3. SQLCAは,翻訳単位に1個だけ指定する。

  4. SQLCAのレベル番号は1でなければならない。

  5. SQLCAは,GLOBAL句の有無に関係なく,大域属性を持つ。

  6. SQLCAは,最外プログラムまたは利用者定義関数で宣言しなければならない。

  7. INCLUDEの後はSQLCAでなければならない。

  8. このシステムではSQL連絡領域のエラーチェックはしない。

(2) SQLCODE変数

  1. SQL文のリターンコードを設定する。ただし,このシステムではSQLCODE変数に何も設定しない。

  2. SQLCODE変数は,埋め込みSQL宣言節の中で宣言しなければならない。

  3. SQLCODE変数のレベル番号は,1か77でなければならない。

  4. SQLCODE変数の属性は,S9(9) COMPでなければならない。

  5. SQLCODE変数は,翻訳単位に1個だけ指定する。

  6. SQLCODE変数は,最外プログラムまたは利用者定義関数で宣言しなければならない。

  7. SQLCODE変数は,GLOBAL句の有無に関係なく,大域属性を持つ。

  8. このシステムではSQLCODE変数のエラーチェックはしない。