14.1.1　入出力管理記述項（書式印刷機能）

(1)　APPLY FORMS-OVERLAY句

形式

機能

この句は，XMAP3使用時のプリンタに割り当てられたファイルに対して書式を用いた印刷をすることを指定する。詳細については，マニュアル「COBOL2002　ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002　使用の手引　手引編」の書式オーバレイの説明を参照のこと。

構文規則

1. データ名1は長さが8バイトである英字項目，英数字項目，または字類が英数字の固定長集団項目でなければならない。

2. ファイル名1は，XMAP3使用時のプリンタに割り当てる順ファイルでなければならない。

3. ファイル名1にはEXTERNAL句を指定したファイルは指定できない。

4. ファイル名1のASSIGN句には，定数またはデータ名は指定できない。

一般規則

1. データ名の領域に，印刷する書式を表す名称を8文字以下で，左詰めにして設定する。

2. 印刷する書式を変更する場合は，データ名が表す領域に変更する書式名称を設定して，その内容を書き換えなければならない。

3. 書式印刷を中止する場合は，データ名の領域に空白文字を設定する。空白文字を設定した直後に実行するWRITE文から書式を印刷しないでレコード内容だけを印刷する。

4. 書式印刷を開始したとき，書式を変更および印刷中止すると，XMAP3使用時のプリンタは改ページする。

5. この書式制御は，ADVANCING指定を書いたWRITE文を使用した場合に利用できる。

6. この句は，LINAGE句を使用して論理ページを定義したファイルに指定できない。