13.4.10 HELP WINDOW句(WINDOW SECTION)
- 形式
- 機能
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HELP WINDOW(HELP画面)句は,この句を書いたフィールドに対して,ユーザポップアップHELP画面名称,HELPキー,HELP画面の表示位置および表示範囲を指定する。
一般規則
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HELP WINDOW句は,入力または入出力フィールドに指定できる。
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HELP WINDOW句は,この句を指定したフィールドに対するユーザポップアップHELP画面名称,ヘルプキー,HELP画面の表示位置および表示範囲を指定する。
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データ名は,画面節で定義された01レベルのデータ項目の名前でなければならない。この項目がHELP画面となる。
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HELP画面は出力フィールドだけで構成されなければならない。
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HELP KEY句で指定したファンクションキーがヘルプキーとなる。
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ヘルプキーとして設定したファンクションキーは,ユーザポップアップHELP動作中はバックカーソルキーおよび終了キーとして用いることはできない。
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LINE句およびCOLUMN句は,HELP画面の表示位置および表示範囲を指定する。各整数は,以下の式を満足しなければならない。
1≦整数1<整数2≦24,
1≦整数3<整数4≦80,
- (注意)
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整数2を省略した場合は,整数2=整数1となる。
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ユーザポップアップHELPは,この句を指定したフィールドに対するACCEPT文またはREPLY文発行時に動作する。
HELP WINDOW句の使用例を次に示す。
(例)データの入力時に,その関連データの一覧を参照するヘルプ画面を表示するプログラム。
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GAMENから商品コード《1》を入力時に,商品コード一覧を表示させる。
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[PF1]を押すとヘルプ画面POP-MAPを《2》に表示する。
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出力内容は,
1行,1列に見出し語「コード一覧」
2行,1列に空白(16文字)
3行,1列に日本語データ(6文字)
3行,13列に文字データ(4文字)
これを3回繰り返す。
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図中の括弧内の行列数は,相対的な位置を示す。
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プログラムは,ヘルプ画面の領域を定義するものと,ヘルプ画面の内容を定義するものとの二つから成る。
(例)HELP画面の領域の定義
01 GAMEN. 02 商品コード LINE 10 COLUMN 10 PIC 9(3) INPUT HELP WINDOW IS POP-MAP HELP KEY IS PF1 HELP LINE 10 THRU 15 HELP COLUMN 50 THRU 66. 02 得意先コード LINE 20 COLUMN 10 PIC 9(3) INPUT.
(例)HELP画面の内容の定義
01 POP-MAP. 02 LINE 1 COLUMN 1 OUTPUT COLOR YELLOW REVERSE PIC N(5) VALUE NC 'コード一覧'. 02 LINE 2 COLUMN 1 OUTPUT COLOR WHITE REVERSE PIC X(16) VALUE SPACE. 02 REPEAT 3 TIMES. 03 LINE 3. 04 HD COLUMN 1 OUTPUT COLOR WHITE REVERSE PIC N(6). 04 CO COLUMN 13 OUTPUT COLOR WHITE REVERSE PIC X(4).
HELP画面を定義する場合,次のことに注意する。
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入力および入出力フィールドを定義してはならない。
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HELP画面の表示位置は,HELP句を指定したフィールドと重ならない位置に指定する。
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HELP画面は,別のフィールドへカーソルが移動するときおよび終了キーが入力されたときに消える。
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