5.1.3 空白と括弧を含む文字列の指定方法
空白と括弧を文字列に使用する場合は,アポストロフィ(')またはダブルコーテーション(")で囲みます。アポストロフィ(')またはダブルコーテーション(")で,2行にわたる文字列を囲むことはできません。アポストロフィ(')またはダブルコーテーション(")で囲んだ文字列を使用できる文字列には,次のものがあります。
-
#INCLUDEコマンドのファイル名
-
DISPLAY COMMENTコマンドのコメント文字列
-
SET PRINTコマンドのファイル名
-
SET LOGコマンドのファイル名
-
GOコマンドの引数の文字列
-
STEP INコマンドの引数の文字列
-
STEP OVERコマンドの引数の文字列
-
定数
アポストロフィ(')で囲んだ文字列の中にアポストロフィ(')を指定する場合は,連続して2文字のアポストロフィ(')で指定します。ダブルコーテーション(")で囲んだ文字列の中にダブルコーテーション(")を指定する場合は,連続して2文字のダブルコーテーション(")で指定します。
- 使用例
-
ファイル名DON'TのTDコマンド格納ファイルを入力します。
#INCLUDE INFILE('DON''T')