3.2.3 cbltl2kコマンド
形式1
- 形式2
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- -IncludePath
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TDコマンド(#INCLUDE)で指定するTDコマンド格納ファイルのディレクトリを指定します。
- -Library
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テストデバッグの対象とする共用ライブラリ名を指定します。
- -Execute
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テストデバッグ対象のプログラムを起動する実行可能ファイル名を指定します。
- -Help
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cbltl2kコマンドの構文を表示します。このオプションを指定すると,ほかのオプションをすべて無効とします。
- 注意事項
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-Executeオプションは,必ず最後に指定します。-Executeオプション以外のオプションの指定順序は任意です。
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-Libraryオプションは,複数のファイル名を指定できます。
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起動後のカレントディレクトリは,cbltl2kコマンドを入力したディレクトリです。
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cbltl2kコマンドのメッセージは標準エラー出力へ出力します。
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cbltl2kコマンド名は,英小文字で指定します。
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cbltl2kコマンド名だけを指定した場合は,cbltl2kコマンドの構文を表示します。
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オプションは,英大文字,英小文字のどちらでも指定できます。オプションの始まりは,ハイフン(-)とします。
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オプションの区切り記号は空白文字およびタブです。空白文字およびタブを区切り記号としたくないときは,オプションをダブルコーテーション(")で囲みます。
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同じオプションを複数指定した場合は,最後に指定したオプションを有効とします。
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オプションにパスの付かないファイル名を指定した場合は,カレントディレクトリのファイルとなります。相対パスの付いたファイル名を指定した場合は,カレントディレクトリを起点とする相対パスのディレクトリにあるファイルとします。
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オプションに複数のファイル名を指定する場合は,コンマ(,)または空白文字で区切ります。また,アスタリスク(*)をファイル名の一部に指定すると,*以外の文字が一致するすべてのファイルを指定できます。
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cbltl2kコマンドが返す終了コードは,次のとおりです。
終了コード
内容
0
正常終了
1
エラー発生による終了
2
キー操作による割り込みによる終了
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-Helpオプションによるコマンドの構文は,標準出力へ出力します。それ以外のメッセージは,標準エラー出力へ出力します。
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次に示すどれかに該当する場合,単独で実行したユーザプログラムが異常終了すると,「セグメンテーション違反です」などのメッセージがシステムから表示されます。テストデバッガからユーザプログラムを起動すると,システムからのこのメッセージは表示されません。
・実行時環境変数CBLEXCEPTにNOSIGNALを指定した場合
・次に示すコンパイラオプションのどれか一つも指定しないでコンパイルしたプログラムの場合
-DebugInf,-DebugInf,Trace,-DebugCompati,-DebugData,-TDInf,-CVInf,-DebugRangeコンパイラオプション
・COBOLが例外(スタックオーバーフローなど)を検出できない場合
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