COBOL2002 使用の手引 操作編


5.4.38 !(UNIXコマンドの実行)

UNIXのコマンドを実行します。

形式

[図データ]

  • UNIXコマンド

    実行するUNIXコマンドを指定します。

  • オペランド

    実行するUNIXコマンドのオペランドを指定します。

注意事項
  • UNIXコマンドおよびオペランドの指定規則は,各UNIXコマンドに従います。

  • SET LOGコマンドでTDコマンドの実行結果をファイルへ出力することを指定しても,UNIXコマンドの実行結果だけはログ出力ファイルへ出力されません。

  • UNIXコマンドとオペランドの文字列に空白,括弧,アポストロフィ(')または引用符(")を使用する場合の指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」を参照してください。

使用例
!('ls -L > out.file')
  • !コマンドは,子プロセスを生成してコマンドを実行します。そのため,子プロセスで実行されたcd,setenvなどのUNIXコマンドの実行結果は無効となります。