COBOL2002 使用の手引 操作編


5.3.2 データの操作

テストプログラムで扱われているデータの値を表示したり,任意の値を代入したりするTDコマンドの一覧を次に示します。

表5‒5 データの値を表示したり,任意の値を代入したりするTDコマンドの一覧

目的

コマンド名

データの値を指定された形式で表示する。

DISPLAY DATA

オブジェクト参照データ項目または既定義オブジェクトSELF,EXCEPTION-OBJECTの指定によって,その参照するオブジェクトのオブジェクト参照の値,クラス名,インスタンスオブジェクト・ファクトリオブジェクトの種別,データの値を表示する。

DISPLAY OBJECT

DISPLAY FACTORYコマンドは,クラス名の指定によって,ファクトリオブジェクトのデータの値を表示する。

DISPLAY FACTORY

データに値を代入する。

ASSIGN DATA

条件が成立したときは,ELSEの前のTDコマンド群を実行する。条件が成立しないときは,ELSEのあとのTDコマンド群を実行する。

IF

領域を確保して,アドレス名にアドレスを設定する。

ALLOCATE AREA

アドレス名の示す領域を解放する。

FREE AREA

アドレスを取得する。

ASSIGN ADDRESS