COBOL2002 使用の手引 操作編


はじめに

このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトの機能と操作方法について説明したものです。

AIX(64) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002をお使いになる場合は,必要に応じて「9 64bitアプリケーションの開発」をお読みください。

Linux(x86) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002をお使いになる場合は,初めに「10 Linux(x86) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002でのUTF-8ロケールの対応」をお読みください。

〈はじめにの構成〉

■ 対象読者

このマニュアルは,COBOL2002のテストデバッガ,カバレージ,TDコマンド生成機能の使用方法を知りたい方を対象としています。また,COBOLの基本的な言語仕様とUNIXの操作方法について理解していることを前提としています。

■ このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号を次に示します。

記号

意味

[ ]キー

文字キーやF(ファンクション)キーを意味する。

[ ]+[ ]キー

+の前のキーを押したまま,あとのキーを押すことを意味する。

{ }

この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを意味する。項目が縦に複数行にわたって記述されている場合は,そのうちの1行分を選択する。

〔 〕

この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを意味する。

複数の項目が縦または横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,記号{ }と同じく,どれか一つを選択する。

記述が省略されていることを意味する。

この記号の直前に示された項目を繰り返して複数個指定できる。

下線

括弧で囲まれた複数の項目のうち1項目に対して使用され,括弧内のすべてを省略したときにシステムがとる標準値を意味する。

横に並べられた複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」を意味する。

[図データ]

オペランドの名称の短縮形を示す。この記号で囲まれている文字だけを指定すれば短縮形となる。

[ ]

ウィンドウのメニューバーから選択するメニュー,コマンド,またはボタンを意味する。

■ プログラム例について

このマニュアルのプログラム例は,断り書きがない場合はAIX(32) COBOL2002およびLinux(x86) COBOL2002用です。プログラム例をAIX(64) COBOL2002およびLinux(x64) COBOL2002で使用するには,プログラムの記述に変更が必要な場合がありますのでご注意ください。