付録B.2 機能ごとの移行性と互換性に関する注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) 異なるプラットフォームからAIX(64) COBOL2002への移行で引数の受け渡しに関する注意事項
次に示す条件がすべて重なったとき,引数が正しく受け渡しできません。この場合,受け渡す引数のデータ型を一致させる修正をしてください。
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次に示すデータとそれ以外のデータの組み合わせで値渡しの引数が指定されている。
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集団項目(2バイト以上)
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英字・英数字項目(2文字以上)
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英数字編集項目
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外部10進項目(2バイト以上)
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内部10進項目
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数字編集項目(2バイト以上)
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外部浮動小数点項目
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日本語項目
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日本語編集項目
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外部ブール項目(2バイト以上)
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内部ブール項目
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仮引数と実引数のサイズがともに4バイトである。
(2) AIX(64) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002でのCosminexus連携機能のJava実行ファイルに関する注意事項
Windows版COBOL2002 Cosminexus連携機能で生成したCOBOLアクセス用Beanは,Windows環境でJavaコンパイルするとclass化できます。class化したファイルは,UNIX環境でもそのまま使用できます。