18.6.5 共用ライブラリのアンロード
動的なリンクによって呼び出された共用ライブラリだけがアンロードされます。
- 〈この項の構成〉
(1) アンロード条件
動的にロードされた共用ライブラリは,COBOLの実行環境の終了時にアンロードされます。
- 注意事項
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次の場合,共用ライブラリはアンロードされません。
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マルチスレッド対応COBOLプログラムの場合
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(2) アンロードの抑止
環境変数CBLNO_LIBFREEを使用すると,動的にロードされた共用ライブラリのアンロードを抑止できます。
- 環境変数CBLNO_LIBFREE
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COBOL実行環境の終了時に,動的にロードされた共用ライブラリのアンロードを抑止します。
- 形式
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CBLNO_LIBFREE=EXIT
- 規則
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動的にロードされた共用ライブラリは,COBOL実行環境の終了時にアンロードされます。atexitシステム関数などのように,COBOL実行環境の終了後のタイミングで呼び出される関数を,共用ライブラリに登録する場合に,環境変数CBLNO_LIBFREEを使用し,関数の呼び出しに失敗し異常終了することを回避します。
- 注意事項
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環境変数CBLNO_LIBFREEにEXITを指定した場合,動的にロードされたすべての共用ライブラリが対象となります。
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