15.4.1 ラージファイル入出力機能の指定方法
バイトストリーム入出力サービスルーチンにラージファイル入出力機能を適用するには,次の方法があります。
(1) 実行単位中のすべてのファイルに指定する方法
実行単位中のすべてのファイルにラージファイル入出力機能を適用するには,次の方法があります。
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すべてのファイルに対して,ラージファイル対応オプションに1を指定します。ラージファイル対応オプションについては,「(2) ファイルごとに指定する方法」を参照してください。
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環境変数CBLSTMLARGEFILEにYESを指定します。この場合,ラージファイル対応オプションに0または1を指定します。
環境変数CBLSTMLARGEFILEについて,次に示します。
- 形式
CBLSTMLARGEFILE=YES
- 規則
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-
ラージファイル対応オプションに0または1を指定したバイトストリーム入出力サービスルーチンによるファイルに対してはラージファイル入出力機能が適用されます。2を指定したバイトストリーム入出力サービスルーチンによるファイルに対してはラージファイル入出力機能が適用されません。
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YES以外の値を指定した場合,バイトストリーム入出力サービスルーチンでのラージファイル入出力機能はラージファイル対応オプションの指定に従います。
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(2) ファイルごとに指定する方法
ファイルごとにラージファイル入出力機能を適用するには,次のバイトストリーム入出力サービスルーチンの引数4に,ラージファイル対応オプションを1バイトの符号なし2進項目(COMP-X)で指定します。
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CBLSTMOPEN
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CBLSTMCREATE
ラージファイル対応オプションに指定する値は次のとおりです。
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0:環境変数CBLSTMLARGEFILEの指定に従う。
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1:ラージファイル入出力機能を使用する。
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2:ラージファイル入出力機能を使用しない。
適用したいファイルに対して,ラージファイル対応オプションに1を指定します。なお,環境変数CBLSTMLARGEFILEにYESを指定した環境でバイトストリーム入出力サービスルーチンでのラージファイル入出力機能を適用したくないファイルがある場合は,ラージファイル対応オプションに2を指定します。
(3) 環境変数CBLSTMLARGEFILEとラージファイル対応オプションの組み合わせ
環境変数CBLSTMLARGEFILEとラージファイル対応オプションの組み合わせを次の表に示します。
ラージファイル対応オプション |
環境変数CBLSTMLARGEFILEの指定値 |
|
---|---|---|
YES |
指定なし |
|
0 |
○ |
× |
1 |
○ |
○ |
2 |
× |
× |