6.10.1 ラージファイル入出力機能の概要
実行時環境変数CBLD_ファイル名にLARGEFILEを指定することによって,ラージファイル(ファイルサイズが2GB以上のファイル)に対する入出力ができます。
- 〈この項の構成〉
(1) ラージファイル入出力機能の指定方法
-
ファイル単位に指定する方法
- 形式
CBLD_ファイル名={ LARGEFILE | NOLARGEFILE }
- LARGEFILE
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ラージファイル入出力機能が有効になります。
- NOLARGEFILE
-
ラージファイル入出力機能を使用しないで,通常の入出力をします。
実行時環境変数CBLD_ファイル名の詳細については,「35.3 プログラムの実行環境の設定」を参照してください。
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実行単位中のすべてのファイルに指定する方法
- 形式
CBLLARGEFILE=YES
- 注意事項
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実行時環境変数CBLD_ファイル名=LARGEFILE/NOLARGEFILEと,CBLLARGEFILE=YESを同時に指定した場合,実行時環境変数CBLD_ファイル名=LARGEFILE/NOLARGEFILEの指定が優先されます。
実行時環境変数「CBLD_ファイル名」と「CBLLARGEFILE」の関係を次に示します。
CBLLARGEFILE
CBLD_ファイル名
LARGEFILE
NOLARGEFILE
指定なし
YES
○
×
○
YES以外,または実行時環境変数指定なし
○
×
×