COBOL2002 使用の手引 手引編


27.4.1 コンパイル

-UniObjGenオプションおよび-UniEndianオプションを指定すると英数字定数,および日本語文字定数の文字コードをUnicodeに変換します。-UniObjGenオプションについては,「32.5.14 その他の設定」の「(17) -UniObjGenオプション」を参照してください。-UniEndianオプションについては,「32.5.14 その他の設定」の「(18) -UniEndianオプション」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) -UniObjGenオプションと-UniEndianオプションの関係

-UniObjGenオプションと-UniEndianオプションの関係を,次に示します。

表27‒2 -UniObjGenオプションと-UniEndianオプションの関係

-UniObjGenオプション指定

-UniEndianオプション指定

-UniEndian,Little

-UniEndian,Big

指定なし(デフォルト)

AIX

Linux

指定あり

日本語文字定数

UTF-16LEに変換

UTF-16BEに変換

UTF-16BEに変換

UTF-16LEに変換

英数字定数

UTF-8に変換(-UniEndianオプションの影響はない)

指定なし

無変換

該当しない

注※

Linuxの場合,-UniObjGenオプションを指定しなければなりません。指定がない場合はコンパイルエラーとなります。

(2) -UniObjGenオプション指定時の注意事項

-UniObjGenオプション指定時の注意事項を次に示します。

(3) -UniEndianオプション指定時の注意事項

-UniEndianオプション指定時の注意事項を次に示します。