16.2.1 コマンド行に指定する引数の形式
コマンド行から受け取る引数の形式には，C言語インタフェースに従った形式と，VOS3インタフェースに従った形式の2種類があります。
(1) C言語インタフェースに従った形式
C言語インタフェースに従った形式でコマンド行に指定した引数を受け取る場合，COBOLプログラムには，次の形式で引数が渡されます。
- コマンド行
実行可能ファイル名△引数1△引数2△…
- （凡例）
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△：半角空白文字
- COBOLプログラムに渡される引数の形式
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![[図データ]](GRAPHICS/ZU151300.GIF)
- （凡例）
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△：半角空白文字
- 規則
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C言語インタフェースに従った形式で引数を受け取るCOBOLプログラムは，コンパイル時に-Main,Systemオプションを指定する必要があります。
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コマンド行に指定した実行可能ファイル名は，入力した文字列のまま取得されます。
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なお，COBOLプログラムでC言語インタフェースに従った形式の引数を受け取るコーディング方法については，「16.2.2 引数の受け取り方法（C言語インタフェースに従った形式の場合）」を参照してください。
(2) VOS3インタフェースに従った形式
VOS3インタフェースに従った形式でコマンド行に指定した引数を受け取る場合，COBOLプログラムには，次の形式で引数が渡されます。
- コマンド行
実行可能ファイル名△引数
- （凡例）
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△：半角空白文字
- COBOLプログラムに渡される引数の形式
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![[図データ]](GRAPHICS/ZU151400.GIF)
- 規則
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VOS3インタフェースに従った形式で引数を受け取るCOBOLプログラムは，コンパイル時に-Main,V3オプションを指定する必要があります。
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なお，COBOLプログラムでVOS3インタフェースに従った形式の引数を受け取るコーディング方法については，「16.2.3 引数の受け取り方法（VOS3インタフェースに従った形式の場合）」を参照してください。