13.6 COBOL入出力サービスルーチンでのディスク書き込み保証
COBOL2002のファイル入出力機能と同様に,COBOL入出力サービスルーチンでも,ファイルのクローズ時,または書き込み時に,ディスクへの書き込み保証が適用された入出力処理ができます。
ファイルのディスクへの書き込み保証は,次のCOBOL入出力サービスルーチンの呼び出し完了時に適用されます。
- ファイルクローズ時の保証
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CBLCLOSEサービスルーチン
- ファイル書き込み時の保証
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CBLWRITEサービスルーチン
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CBLREWRITEサービスルーチン
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CBLDELETEサービスルーチン
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また,CBLWDISKサービスルーチンを呼び出すと,その時点でのディスクへの書き込み保証が適用されます。
COBOL2002のファイル入出力機能でのディスク書き込み保証については,「14.1 ファイルのディスク書き込み保証」を参照してください。
COBOL入出力サービスルーチンでは,次の3種類の方法でファイルのディスクへの書き込みを保証します。
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ファイルごとに指定する
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プロセス内のすべてのファイルに対して指定する
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CBLWDISKサービスルーチンを呼び出す