13.4 リンクの指定
COBOL入出力サービスルーチンを使用したプログラムをリンクする場合,-lcbl2kflまたは-lcbl2kfl64の指定が必要です。指定形式を次に示します。
- 形式
-
AIX(32),Linux(x86)の場合
cc -Iyyy xxx.c -L/opt/HILNGcbl2k/lib -lcbl2k -lcbl2kml -lcbl2kfl… -lm
Linux(x64)の場合
cc -Iyyy xxx.c -L/opt/HILNGcbl2k64/lib -lcbl2k -lcbl2kml -lcbl2kfl… -lm
AIX(64)の場合
cc -Iyyy xxx.c -q64 -L/opt/HILNGcbl2k64/lib -lcbl2k64 -lcbl2kml64 -lcbl2kfl64… -lm
- xxx.c
-
COBOL入出力サービスルーチンを使用するCプログラムのファイル名
- yyy
-
COBOLインクルードファイルがあるディレクトリ
また,COBOL入出力サービスルーチンを使用したCプログラムを,COBOLプログラムとともにccbl2002コマンドでリンクすることもできます。指定形式を次に示します。
- 形式
-
AIX(32),Linuxの場合
ccbl2002 -Main,System zzz.cbl xxx.o -lcbl2kfl
AIX(64)の場合
ccbl2002 -Main,System zzz.cbl xxx.o -lcbl2kfl64
- xxx.o
-
COBOL入出力サービスルーチンを使用するCプログラムのオブジェクトファイル名
- zzz.cbl
-
COBOLソースファイル
COBOL入出力サービスルーチンライブラリは,共用ライブラリで提供されています。次に,共用ライブラリを示します。
システム |
共用ライブラリ |
---|---|
Linux |
libcbl2kfl.so |
AIX(32) |
libcbl2kfl.a |
AIX(64) |
libcbl2kfl64.a |