2.5.1 利用者定義関数の参照
利用者定義関数は,送り出し側の作用対象として,関数一意名によって参照(呼び出し)されます。関数一意名で参照される利用者定義関数は,リポジトリ段落に指定された関数定義となります。
利用者定義関数を使用する場合,該当する利用者定義関数に対応する関数指定子をリポジトリ段落で指定しておく必要があります。
利用者定義関数の参照については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「4.3.2(2) 関数一意名」を参照してください。また,リポジトリ段落に関する言語仕様については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「8.2.7(1) 一般形式」を参照してください。
関数定義の概念を次に示します。
上記の図では,関数一意名を使用して利用者定義関数を参照しています。