COBOL2002 使用の手引 手引編


35.1 実行可能ファイルの起動方法

COBOL2002で作成したプログラムを実行する方法を,以下に示します。

実行可能ファイル名称を次のように入力します。

形式
実行可能ファイル名称 〔実行可能ファイルの引数〕
実行可能ファイル名称

実行可能ファイル名称は,原始プログラムをコンパイル時に-OutputFileオプションで指定したファイル名です。-OutputFileオプションを指定しなかったときのファイル名称は,a.outになります。

-OutputFileオプションの詳細は,「32.5.10 リンクの設定」の「(2) -OutputFileオプション」を参照してください。

実行可能ファイルの引数

指定した引数は,原始プログラム中のPROCEDURE DIVISIONのUSING指定の引数,またはCBLARGVサービスルーチンなどによって取り込めます。実行可能ファイルの引数を複数指定するときは,それぞれを空白で区切ります。引数の受け取り方法の詳細は,「16 COBOLの実行単位」を参照してください。