COBOL2002 使用の手引 手引編


32.7.1 TDコマンド生成機能

TDコマンド生成機能とは,COBOLソースファイルを解析して,テストデバッガで使用するTDコマンドをファイルに生成する機能です。

生成されるTDコマンドには,中断点情報,プログラムのシミュレーション情報,およびファイルのシミュレーション情報の3種類があります。

これらのTDコマンド群は,-TestCmd,Break,-TestCmd,Sim,-TestCmd,Fullオプションを指定してコンパイルしたときに生成されます。生成されたTDコマンド群に,必要に応じてTDコマンドの修正や追加をすることで,TDコマンド格納ファイルを作成できます。

また,TDコマンド生成機能の対象となるプログラムは,コンパイルしたときすべてのプログラムで,Sレベル,Uレベルのコンパイルエラーのなかった原始プログラムファイルだけです。

TDコマンド生成機能の詳細については,マニュアル「COBOL2002 使用の手引 操作編」を参照してください。