25.4 CGI環境変数へのアクセス
CGIプログラム作成支援機能では,環境変数を使ってCGIプログラムに必要な情報を取得できます。CGIプログラムに必要な情報を提供する環境変数を,CGI環境変数と呼びます。
CGI環境変数から値を取得するには,CBLGETENVサービスルーチンを使用します。また,CGI環境変数の一覧と値をHTML形式で出力するには,CBLPRINTENVサービスルーチンを使用します。各サービスルーチンの詳細については,「25.7 CGIプログラムの作成を支援するサービスルーチン」を参照してください。
次に,アクセスできるCGI環境変数の一覧を示します。
CGI環境変数名 |
説明 |
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ユーザを認証するときに使う認証のタイプ |
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POST要求の場合の入力バイト数 |
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text/HTMLのようなMIMEタイプ HTTPファイルのアップロード用にはmultipart/form-dataがセットされる。 |
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サーバが使用するCGIプロトコルのバージョン |
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Webブラウザが受け取るMIMEタイプ |
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クッキー情報 |
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クライアントが使用するWebブラウザ名,バージョン |
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CGIプログラムに渡される追加パス情報 (URL中のスクリプト名のあとのクエリー文字列の前にある部分) |
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環境変数PATH_INFOに指定された絶対パス情報 (仮想パス名がディレクトリに展開される) |
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GET要求の場合,CGIプログラムに渡されるクエリー情報 |
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クライアントのIPアドレス |
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クライアントのホスト名 |
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要求を出しているクライアント |
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クライアントによって与えられ,サーバに認証されたユーザ名称(AUTH_TYPEが設定されている時だけ有効) |
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HTTP要求メソッド名("GET"または"POST") |
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実行中のCGIプログラム名 |
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サーバのホスト名 |
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サーバが動いているホストのTCP/IPポート番号 |
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要求された情報を取り出すプロトコル名とバージョン |
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クライアントの要求に答えているWebサーバ名とバージョン |