COBOL2002 使用の手引 手引編


10.5.2 COBOLログファイルの出力形式

COBOLログファイルの出力先を次に示します。DISPLAY文の出力データをCOBOLログファイルへ出力中にエラーが発生した場合は,標準出力に出力します。

〈この項の構成〉

(1) 出力先ディレクトリ

COBOLログファイルの出力先ディレクトリは,COBOL2002インストールディレクトリ/cbllogとなります。

このディレクトリは,COBOL2002のインストール時に作成されます。

(2) ファイル名称

次の名称規則でCOBOLログファイルが作成されます。

形式

cblMMDD_HHMMSS_nnnn.log

MMDD

月日を4けたで表します。

HHMMSS

時刻を時分秒の6けたで表します。

nnnn

プロセスIDを表します。

けた数は可変です。

(例)

プロセスID7847の9月27日19時24分33秒に作成されたファイル

COBOL2002インストールディレクトリ/cbllog/cbl0927_192433_7847.log

注意事項

上記のファイルをCOBOLが自動的に消去することはありません。不要になったファイルは手動で消去してください。

(3) 出力内容

COBOLログファイル出力機能で出力される内容を,次に示します。

[図データ]

注※1

表示は英語出力固定です。環境変数LANGでの指定はできません。

注※2

ログ種別は「DISPLAY:」と表示します。

(例)

Sep 27 19:24:33 TERM1 DISPLAY:DISPLAY文のデータ…