COBOL2002 使用の手引 手引編


10.1 ACCEPT/DISPLAY/STOP文による入出力の種類と概要

COBOL2002では,ACCEPT文,DISPLAY文,STOP文を使用して,次の入出力操作を実行できます。

少量入出力

標準入出力ファイル(stdin,stdout,stderr)に対して,データを入出力できます。

詳細は,「10.2 少量入出力」を参照してください。

日付や時刻の取得

日付や時刻の情報を取得できます。

詳細は,「10.2.3 日付や時刻を取得するACCEPT文」を参照してください。

コマンド行へのアクセス

コマンド名称,コマンド行の引数の個数,および引数の値を取得できます。

詳細は,「10.3 コマンド行へのアクセス」を参照してください。

環境変数へのアクセス

環境変数の値を取得したり,環境変数を設定したりできます。

詳細は,「10.4 環境変数へのアクセス」を参照してください。

COBOLログファイルへの出力

システム入出力関数レベルを指定して,DISPLAY文での書き込み失敗時に出力されたデータをCOBOL独自のログファイルとして出力できます。

詳細は,「10.5 COBOLログファイル出力機能」を参照してください。

なお,ACCEPT文,DISPLAY文,およびSTOP文の文法規則については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「10.8.1 ACCEPT文」,「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「10.8.12 DISPLAY文」,「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「10.8.46 STOP文」をそれぞれ参照してください。