8.4.4 入出力手続き文と動作
XMAP3による印刷をする場合,印刷用ファイルへデータを出力するために,手続き部で次の文を使用します。
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OPEN文
印刷用ファイルを使用するための準備をします。OUTPUTモードで実行します。
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WRITE文
レコードを印刷用ファイルに書き出します。明示的または間接的にADVANCING指定をします。間接的にとは,同一ファイルに対するほかのWRITE文にADVANCING指定がされている場合をいいます。
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CLOSE文
ファイル処理を終了します。
印刷用ファイル中に残っている行データは,すべてプリンタに出力されます。
- 〈この項の構成〉
(1) 行データの印刷制御付きの指定
印刷制御付きの行データを出力するには,WRITE文で出力するデータ項目にCHARACTER TYPE句を指定します。CHARACTER TYPE句の書き方や規則については,マニュアル「COBOL2002 言語 拡張仕様編」 「14.2.1 データ記述項(書式印刷機能)」を参照してください。
また,-XMAP,LinePrintオプションを指定したプログラムにPOINT-l,FORMAT-n,INTERVAL-iを指定した場合,各項目(l,n,i)に指定できる値の範囲と意味については,XMAP3での定義に従います。詳細は,マニュアル「画面・帳票サポートシステム XMAP3 Server」を参照してください。