6.9.2 ファイルの作成と割り当て方法
HiRDBによる索引編成ファイルを使用する場合,COBOL上で指定したファイルは,HiRDBの表に相当します。
HiRDBによる索引編成ファイルの作成方法と割り当て方法について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) ファイルの作成方法
HiRDBによる索引編成ファイルは,次の方法で作成できます。
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SQL文を利用してHiRDBにアクセスするユーザプログラム
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HiRDBユティリティ
(2) ファイルの割り当て方法
操作対象となる表の名称を,ASSIGN句で指定します。
- 形式
SELECT ファイル名 ASSIGN TO {定数|外部装置名|データ名}
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定数指定の場合
定数に,操作の対象となる表名を指定します。
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環境変数指定の場合
外部装置名に対応する環境変数に,操作の対象となる表名を指定します。
次に指定方法を示します。
- 形式
CBL_外部装置名=表名
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データ名指定の場合
データ名に,操作の対象となる表名を指定します。
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- 表名の規則
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操作対象に指定した表名は,HiRDBシステムで規定された表名の規則に従います。ただし,表名に引用符(")が含まれていない場合,実行時に引用符が付けられた名称で処理されます。
表名の規則については,「HiRDBのSQLリファレンスマニュアル」を参照してください。