6.7.4 規則
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テキスト編成ファイルは,印字できる文字や制御コード(改行文字,復帰文字,タブ文字など)で構成されている必要があります。
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出力先の物理ファイルに標準出力(stdout)または標準エラー出力(stderr)を指定し,そのファイルをリダイレクションした場合,動作は保証しません。
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WRITE文を実行して文字を書き出す場合,X'20'未満の制御コードについてもそのまま書き出されます。
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可変長ファイルに対してREWRITE文を実行する場合,次のどの方法でFD項を定義しても結果は同じになります。
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01レベルを複数回記述する場合
FD T-FILE. 01 T-REC1 PIC X(10). 01 T-REC2 PIC X(30).
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VARYING句で可変長を定義する場合
FD T-FILE RECORD VARYING IN SIZE FROM 1 TO 30 DEPENDING ON L-REC. 01 T-REC PIC X(30).
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OCCURS句で可変長を定義する場合
FD T-FILE. 01 T-REC. 02 T-RECD PIC X OCCURS 30 TIMES DEPENDING ON L-REC.
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Unicode機能を使用している場合,テキスト編成ファイルはUTF-8で記述されているものとして扱ってください。Unicode機能については,「27 Unicode機能」を参照してください。