6.5.1 ファイルの作成と割り当て方法
相対編成ファイルの作成方法と割り当て方法について説明します。
相対編成ファイルについては,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」 「5.1.7(2) 相対編成」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) ファイルの作成方法
固定長ファイル/可変長ファイル共に,COBOL2002の入出力機能によって作成できます。
他言語のプログラムで相対編成ファイルを作成したい場合は,COBOL入出力サービスルーチンを使用します。COBOL入出力サービスルーチンの詳細は,「13 COBOL入出力サービスルーチン」を参照してください。
(2) ファイルの割り当て方法
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「6.2 ファイル割り当ての共通規則」に従って,物理ファイル名を割り当ててください。
物理ファイル名には,OSのファイルシステム上で有効となるファイル名を指定してください。
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相対編成ファイルを使用する場合は,ORGANIZATION句にRELATIVEを指定します。